5月はUVA対策を重視して
朝晩の寒さもなくなり、過ごしやすい季節になりましたね。
この時期から気になるのが『紫外線』です。
5月はまだ気温も低めで油断する人が多いですが、
実は8月と同じ量の紫外線が降り注いでいるので、要注意です。
知っておかなくてはいけないのが、紫外線には紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)があるということ。
UVBは、夏に多く降り注ぎ、短期的に皮膚表面にやけどを起こす紫外線で、
見た目にも黒くなるため、「日焼けしたな」と自覚できます。
一方UVAは、一年を通して降り注ぎ、中長期的な影響を及ぼす紫外線です。
具体的には、皮膚の深いところまで到達し、シミやシワ、たるみの原因になります。
5月は、まだUVBはそれほど多くないので、見た目でわかるような日焼けはしにくいのですが、実はUVAは年間で一番多いと言われています。
油断していると、気付かないうちにUVAをたくさん浴び、肌老化の原因を作ってしまっているかも・・・
5年後、10年後に悩まないためにも、春先からきちんと対策をしておきたいですね。
ここで大切なのが、UVケア。
日傘、帽子、サングラスなど、対策はされていると思いますが、「日焼け止め」も重要です。
その時期に最適な日焼け止めを選ぶために、日焼け止めの表示を読めるようにしておきましょう。
日焼け止めに記されている“SPF30 PA++”といった表示は、
“SPF30”の数字の大小が、UVBの防御効果を、
“PA++”の+の数が、UVAの防御効果を示しています。
ですので、5月はUVAの紫外線対策を重視して、PA数値の高いものを選ぶとよいでしょう。
髪のUVケアも忘れずに
そして、忘れがちなのが『髪の紫外線対策』です。
髪の紫外線対策を怠ると、髪もダメージを受けてしまい、乾燥や切れ毛、枝毛の原因になります。
肌に日焼け止めを塗るように、髪の毛にも、しっかりと日焼け止め対策をしましょう。